石田大地, 安東遼一, 森島繁生

GPUによる大規模煙シミュレーションとその高速化手法

画像電子学会VCワークショップ2018

http://cgresearch.dwango.co.jp/vcws2018/program.html

格子法による煙シミュレーションにおける新しいGPUアルゴリズムの提案を行った。私たちの手法は,シミュレーションに必要な格子ごとの物理量の情報を離散コサイン変換を用いて圧縮するものである。これにより私たちの手法は,フルシミュレーションではGPUメモリ容量の上限を超えるような場合についても,GPUによるシミュレーションを可能にする。また,この手法はCPUを経由することなく,完全にGPU内でシミュレーションが完結しており,その結果CPUよりも10倍以上の速度向上を実現している。GPUによるフルシミュレーションと私たちの手法を比較した際には,メモリを展開をする分計算時間がかかるが,GPUメモリの中でもアクセスが高速なシェアドメモリを用いることによりその遅延を最小化している。